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絶対無 - Miroque(弥勒)



Miroque/弥勒


2007/03/05 絶対無 5th. album
MUSEA PARALLELE(France) & POSEIDON(Japan)
¥2,500-(税込)
1. 赤い月 - 序章
2. ほかにはなんにも
3. 誰しも 誰かの 愛す人
4. 光陰の矢
5. ジェニファー
6. しゃらん
7. イカロス
8. 時間自らの迷い
9. 赤い月 - 結章

Miroque/弥勒


to Netshop

フランス、世界最大のプログレ・レーベル MUSEA と、日本のプログレ・レーベル POSEIDON との共同リリース。 退廃ムードの中に、わび、さびが見事に溶け込んだ絶対無らしい和テーストな楽曲を収録。
極限なまでにミニマルなアレンジで各楽曲が奏でる”間”の生きた音風景は、徹底して無駄をそぎ落とした日本庭園の美を静寂の中で見ているかのような...絶対無ならではの幽玄、そして枯淡

『日本の叙情や闇をロックに消化しきった稀有なバンド「絶対無」の最高傑作登場!
海外ツアーや海外コンピCDに引っ張りだこな絶対無が放つ 5th.アルバム』
POSEIDON
ZETTAIMU is the name of Japanese guitarist Hisashi FURUE's project, who is attracted by British Progressive rock as much as he is by traditional music and rhythms from his own country. In 1989, six years after its creation, the band recorded a first album called "My Grandma Says...". The next one only arrived about nine years later and was called "In the Decadent Times" (1998): a very good work indeed. In turn, "What Can I Do" was released in 2003. Four years later, ZETTAIMU joins the Musea-Poseidon stable, releasing the brilliant "Miroque" (2007). Either minimalist, experimental, song-oriented, post-rock, gothic ala THE CURE, or Crimsonian, these nine tracks achieve a certain stylistic consistency, particularly through very dark atmospheres, and the presence of female vocalist KANAKO. She confirms, if needed, the immense admiration of Japanese female vocalists for the great Kate BUSH. Here is one more pawn to be observed on the Japanese Progressive rock chess-board !
MUSEA

ピルグリムワールドてつ氏

 (日本のプログレサイト) 詳細

和の精神をロックに取り込んだサウンドで、海外のオルタナ系からプログレ系のメディアでも賞賛と注目を集めているJapanese Rockグループによる最新作です。前作と同様にベースとキーボードを兼任するギターリストの古江氏、ドラマーの松橋氏、そしてリードボーカリストの要子さんの3人を中心核としてアルバムが制作されています。ニューアルバムの「Miroque」(弥勒菩薩の弥勒でしょう)では、前作とはだいぶ色合いが異なり内省的な部分がクローズアップされている楽曲が多いと思いました。スタイル的には、2作前の「What Can I Do」アルバムに収録されている哀愁と儚い部分を強調した楽曲に近いと感じるリスナーもいるでしょう。絶対無の場合は楽曲指向のものが多く、要子さんのリードボーカルやメロディーを中心とした路線は継続して守っています。

今回の作品はアルバムジャケットや歌詞にも現れているように、かなり精神的にディープな領域を見据えたような印象を持ちました。アルバムの前半は、特に人間の内面を捉えるばかりでなく、なにか寺院や境内の中に足を踏み入れたかのような荘厳な気持ちにさせられるサウンドだと思います。人間の内側やその世界観を覗いてみたかのような音楽が好きな人には、結構面白いと感じられることでしょう。本人たちは、こんな表現はきっと嫌がるでしょうが、プログレ系リスナーには最新作のMiroqueが琴線に一番ヒットするかもしれません。彼らの場合は、特にプログレッシヴ・ロック的サウンドを意図的に狙っている訳ではありませんが、このPILGRIM WORLDサイトを参考にしているProg Metal系を中心に色んな音楽を楽しんで聴いているリスナーに何かを感じ取ってもらえる可能性があると思うのです。

今まで以上に深く内面的な日本の侘び寂び、そして「ものの憐れ」をロックのフォーマットで表現をしているところが、他の追随を許さないかのような凄みがあります。そこが絶対無の特徴でもあり強力な武器と僕は思うのです。バンドのサウンド自体はあくまでも欧米のRockグループに近いものでありながら、作曲面を担当するリーダーの古江 尚氏のサウンドメイキングやプレースタイルにかかると多くの日本の「和」をテーマにしたものとは、異なる独自の世界を作り出しています。特にこのMiroqueでは、日本の精神世界への扉を開くかのような不思議な音作りとオリジナリティを発散している・・・と言うのは過言でしょうか?。特に今回はジャケットなどのイメージからか、平安時代~鎌倉時代~室町時代のの和歌や随筆ものにも通じるかのようです。他の楽曲を聴いていると、まるで藤沢周平の小説でも読んでいるかのような、そんなことも想起させる場面もありました。そうかと思うとアルバムの後半には、元々彼らが影響を受けてきた英国や欧州のロックバンドやポピューラー音楽の影響下にあるであろうサウンドやスタイルを和の精神に囚われすぎないような楽曲やプレーを、サラリと出す引き出しも持っており痛快です。

正直この作品に1回対峙したときには、前の2作が躍動感や情熱と言った側面が強くて入りやすかっただけにMiroqueという作品の静けさと水墨画のような佇まいに、若干の戸惑いを感じたこともあります。ですが、時間を置いて楽曲をひとつずつ紐解いていくと、非常に練られた内容になっており、表面的に和を取り繕った凡百のグループの音楽を蹴散らすほどの迫力と信念が感じられました。音のひとつひとつ、そして細部にわたって邦楽が培ってきた音楽世界とメンバーが深い憧憬を持ってやまない欧米の音楽への昇華が、このMiroqueの至るところで結実を見せたと思います。とはいうものの、リードボーカルの要子さんの親しみやすい歌声によって決して難解ではなく、むしろ分かりやすさを見せているというのは注目に値するでしょう。また新たな絶対無の音楽観を垣間見ることができたような気がします。ものの憐れを邦楽風ロックサウンドで形成していることに注目しつつ、肩肘を張らずに身をゆだねて聴くことをお薦めします。


ディスクユニオン 新宿 PROGRESSIVE ROCK館

HeavyかつDarkなサウンドをベースに独自の日本的旋律/楽器を導入、海外でも評価の高いJapanese Rockバンド、'07年作が遂に登場!前作『花魁』の路線を引き継ぎつつ、ジャケットにも示される通りさらに古典/純日本的な要素を増した力作。サウンド/arr.もより深みを増すと共に、日本的仏教/人生観を反映した、どこか達観したような感覚も心地よい、素晴らしい一枚です。


CYBERWORLD

 (日本の個人サイト)

07年に発表された第5作目。今回もちょっと泥臭いような日本独特な楽曲ばかりで、唯一無二の存在感を誇示している。和音階がとにかく特徴的で、Voも結構味があっていいと思う。そして絶対にメジャーにはなりそうもない楽曲が個人的にはとても好き。また、今回は非常に落ち着いていて、しっとりとした曲が多くて聴いていてなんか癒されてしまった。


CDジャーナル - 2007年5月号

 (日本の音楽雑誌)

アメリカ・ツアーも経験した4人組の5作目は、呪術的な歌詞やエキゾティックな旋律を、深い情念を感じさせる女性ヴォーカルが切々と歌い上げている。基本はシンプルなギター・ロックだが、英米のそれとは微妙に異なるサイケ感覚が独特な空気を醸しだしている。


FOOL'S MATE - 2007年4月号

 (日本の音楽雑誌)

”和風”とすでに”風”が付く段階でそれはスタイルのひとつである。逆に言えば、”和”そのものを奏でることなど、ロイヤル・マター以外にあるだろうか。
それはともかく、女性Vo・Kanakoの歌を軸に据えているのでアマテラス神系にのっとった編成はうなずけるが、この5thでの音楽性にはこれみよがしな”和”はほとんどなく、英詩のサイケ・トラッドやダブすらも自分たちの”和”に馴染ませている点が優れている。
絶対無の音楽も”和風”なのだろうが、”風”よりもっと根源にリンクした感触が素晴らしい。


EURO-ROCK PRESS - 2007年2月号

 (日本の音楽雑誌)

【56億年の彼方に】
前号で前作「花魁」を紹介したから早いペースに思えるが、実は前作は05年リリースだったので、実際には久々となる新作。 要子(かなこ)のヴォーカルに顕著だった、前作でのこぼれ落ちるような色香、それが多少落ち着いてしまったように感じるのは惜しい気がするものの、9曲約50分、各メンバーの曲想は格段に膨らんだ感があり、それでいてこのバンドが根底に持っている和テイストは存分に際立つ作りとなっている。 オルターナティヴとシンフォニックの中間でポップ・ロックを奏でる、という印象のあったバンドだが、このアルバムはこれまでになく、いわゆる日本のプログレ購買層にアピールしそうな感じ。


Signalさん

(岐阜)2007年05月16日   CDMiroque購入後のご感想(原文)

プログレ好きの友だちにたまたま教えてもらい、プログレ入門できました。絶対無というバンドの音は構えていたプログレとはずいぶん違いました。聞きやすくて入門にはぴったりでした。メロディーが覚えやすくかっこいいです。特にギターとベースが気に入りました。


FINAL SSさん

(JAPAN)2007年03月16日   CDMiroqueデモ試聴後のご感想(原文)

雑誌を見て知りましたが、今までに聴いたことのないサウンドです。こんなバンドいるんですね、日本にも


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